リプロダクトは恥ずかしい?世間からどう見られているのか

本記事は以下の内容を知りたい人におすすめです

リプロダクトはなんで恥ずかしいと言われているの?

どんなメリットがあるのかな
リプロダクトの批判的な意見について詳しく知りたい人は多いのでは?
そこで【リプロダクトが恥ずかしいと言われる理由】を解説します。
結論を先に伝えると、恥ずかしいと言われる理由は以下の4つです。
とくに【お金がない】【常識がない】と思われるのが良く挙げられることです。
詳しくは本記事で紹介しているので、興味がある人はぜひ最後までご覧ください。
リプロダクトが恥ずかしいと言われる理由

「リプロダクトが恥ずかしいと言われる理由」は以下の4つです。
それぞれ順に解説していきます。
お金がないと考えられる
リプロダクトが恥ずかしいと思われる一番の理由は貧乏だと思われるからです。
リプロダクトは正規品より、素材や作りのクオリティが落ちる代わりに値段が圧倒的に安くなるモノ。
しかし、価格の安さが「お金がないの?」と思われやすい傾向があります。

たとえるなら、お金がないから下着などをメルカリで漁っているようなもの。
実際にネットでも以下のように言われています。


とはいえ、正規品の中には数十万〜100万円単位で販売されていて、買えない人が多いのも事実です。
恥ずかしいかは感じ方次第ですし、お手軽に手に入る面を見れば、リプロダクトはお得と言えます。
家具を見る目がないと思われる
次に家具を見る目がないと思われるのも、恥ずかしいといった意見の1つです。
リプロダクト家具は見た目は正規品と似ていますが、素材や作り(クオリティ)が異なります。
家具に詳しい人からすると「リプロダクトと本物の違いもわからない人」と思われてしまうのです。

とくにインテリア発信者が【本家のようにリプロダクト】を紹介してると感じられやすい傾向があります。
本物のデザイナー家具には職人の技術や素材へのこだわりが詰まっています。
それを理解せずにリプロダクトについて語っていると「安さだけ」「品質を見極める力がない」と思われ恥ずかしいと言われてるのです。
常識がないと感じられる
リプロダクト家具に対して「デザイナーやブランドに対して失礼」と考える人もいます。
意匠権が切れた後とはいえ、デザイナーが生み出した作品を再生産していることに抵抗を感じるからです。

とくにデザインの世界では本家(正規品)を尊重する文化が根付いています。
つまり、リプロダクトを買うことが「デザインに対するリスペクトがない」と思われやすいのです。
さらに本家ではなく、リプロダクトを選ぶのは価値を理解していないと映ることもあります。
偽物を買ったと思われる
偽物(違法品)を購入したと思われるのも、恥ずかしいと言われる理由です。
【リプロダクト=デザイン】はパクリの偽物と思われているからです。
実際にネットを見ても以下のように言われています。


とはいえ、デザイン版権が切れていて他の商標が取られていなければ、違法品ではありません。
デザイン版権が切れていない、商標が別であるのは違法品(偽物)になるので購入時には注意しましょう。
リプロダクトが恥ずかしいのは間違い!メリットを解説

「リプロダクトのメリット」は以下の3つです。
リプロダクトの良い点を知りたい人はぜひご覧ください。
人気家具をお手頃価格で手に入れられる
リプロダクトの一番のメリットは人気家具を安い値段で手に入れられることです。
一流ブランドの椅子やテーブルは数十万円以上するのは珍しくありません。

リプロダクト家具ならデザインを再現しつつ、価格を10分の1以上抑えて購入できます。
品質が落ちるデメリットはありますが、数十万〜100万円するのが数万円で買えるのは良い点です。
さらにリプロダクト家具を選ぶことで、他のものにお金を回せます。
リプロダクトは限られた予算の中で理想の空間を作るなら賢い選択です。
購入後に失敗してもダメージが少ない
購入した後の経済的なダメージが少ないのも、リプロダクトを使うメリットの1つ。
家具選びは以下のように、実際に使ってみないと分からない部分が多く後悔しやすいからです。
- サイズ感
- 素材の質感
- 座り心地

とくにネット通販で家具を購入する場合【写真と実物のイメージが違うこと】もあり得ます。
仮に高額なもので失敗すると、大きな経済的ダメージになりますが、リプロダクト家具ならリスクを軽減できます。
返品や交換が可能なショップもありますが、手続きに時間がかかることが多いのがデメリット。
貴重な時間を使ってしまうのも考えると、経済面でも最初からリプロダクトを買うのは1つの選択肢です。
廃盤デザインを楽しめる
廃盤デザインを楽しめるのもリプロダクトのメリットの1つ。
人気のデザイナー家具の中には既に廃盤となっているものもあります。

本家(正規品)を購入しようとしても市場に出回っておらず、中古品ですら手に入れるのが難しいです。
しかし、リプロダクト家具なら過去の名作デザインを今でも楽しめます。
ヴィンテージ家具のように高額にならず、デザインの魅力を手軽に取り入れられるのは大きなメリットです。
リプロダクトは恥ずかしくない?上手な取り入れ方

リプロダクトをおすすめするのはズバリ【高いものが買えない人】です。
本家(正規品)は物にもよりますが、数十万~100万円するものがほとんどだからです。

一方でリプロダクトなら、数千円~数万円で手に入ります。
リプロダクトがおすすめの人は以下の通り。
- デザインだけでも部屋に取り入れたい
- 予算的に正規品は買えない
品質が悪く【耐久性が低かったり】【正規品デザインを忠実に再現できてなかったり】することがあります。
しかし、リプロダクトは値段が圧倒的に安いので、デザインを部屋に取り入れたい・性能は少し劣ってもいいなら最適です。
リプロダクトの恥ずかしい以外にあるよくある疑問

- Q.リプロダクトと正規品の違いは?
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リプロダクトと正規品の違いは以下の通りです。
正規品 リプロダクト 品質(壊れやすさなど) 良い 悪い 値段 高い(数十万~100万円) 安い(数千~数万円) サポート保証 基本的にある なし 【品質】と【値段】が大きな違いです。
リプロダクトは本家(正規品)よりもクオリティが低くなりますが、値段は圧倒的に安いです。
「お金をあまりかけたくない」「品質は低くてもいい」といった人なら、リプロダクトの方がおすすめと言えます
- Q.リプロダクト家具はダメなの?
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結論、リプロダクトがダメかは出せる予算によります。
正規品が50万円で予算が10万円なら、リプロダクトの方が圧倒的に安く手に入るからです。
もちろん、以下のようにさまざまなデメリットはあります。
- ガタ付きがあることがある
- 座り心地が違う
- 細かいところまで再現されていない
とはいえ、仮に予算10万円のものが1万円で手に入れば9万円が浮きます。
仮に正規品が買えなくて「どうしても⚪︎⚪︎が欲しい」ならリプロダクトはおすすめです。
関連記事「リプロダクト家具がダメと言われる理由」ではなぜダメなのかをまとめているので、こちらもぜひご覧ください。
あわせて読みたいリプロダクト家具とは?ダメと言われる理由と違法品なのか解説
まとめ:リプロダクトは恥ずかしいかは何を重視するか

結論:リプロダクトが恥ずかしいかは個人の考えや経済状況によります。
本家(正規品)の中には数十万~100万円と高いので、手軽に購入できないからです。
恥ずかしいと言われる理由に関しては以下の通り。
たとえば、イームズラウンジチェアのリプロダクトは約5万円で手に入りますが、正規品だと80万円以上します。

いくら社会人でも【80万円】は購入が難しい価格帯。
品質が落ちるのがデメリットですが、同じようなデザインをコスパ良く手に入れたいならリプロダクトはおすすめです。